関塾コラム

古文を安定した得点源にするべき理由とは?

古文は油断すると後回しにされやすい科目です。英語、数学や現代文に比べて授業数も少ない上に、同じ言葉でも現代と意味が異なることも多く、何かしら小難しいイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。実際には古文はきちんと対策をしたか否かで大きく点数が開きます。順を追って学習することで確実に身につき、力になりますので、計画的に取り組んで欲しいと思います。

古文の点数を伸ばしたい、苦手意識を取り除きたい皆さんは是非最後までご覧ください。

目次

  • 受験戦略を左右する古文
    • 大学入試共通テスト
    • 文系志願者の戦略
    • 理系志願者の戦略
  • 古文を学習するためのポイント
    • 古文単語
    • 古文文法
    • 古文常識
  • 個別指導塾で古文を受講するメリット
    • インプットのフォロー
    • アウトプットのフォロー
    • 記述対策、添削
  • 関塾の古文指導の特長

受験戦略を左右する古文

大学入試共通テスト

大学入試共通テストの国語は200点満点ですが、古文は45点分の配分となります。文章の内容、質によって点数の浮き沈みが生じやすく、受験生の得点差も生じやすい現代文と比較すると、古文はしっかり対策していれば大きな浮き沈みが生じにくく、確実に得点できます。出題の半分近くを占める知識問題を確実に得点し、残り半分の読解問題の対策を進めましょう。和歌の解釈が頻出となっており、本文の内容をもとに先生と生徒が議論している場面を理解して解く問題も毎年出題されます。

文系志願者の戦略

文系志願者にとって古文は英語・現代文と並ぶ重要科目です。大学入試共通テスト、私立大学の2次試験、国公立大学の2次試験、それぞれの出題形式に対応する必要があります。古文を武器に、ライバルに大きな差をつけることは難しいですが、ある程度確実に得点できる力がないと逆に大きな差をつけられてしまいます。過去問や模擬試験を有効に利用し、早い段階から計画的に準備しましょう。

理系志願者の戦略

理系志願者にとって古文はそれほど重要視されないことが多く、東大・京大など一部の大学以外は2次試験に出題されません。しかし、国公立大学理系志願者は当然ながら大学入試共通テストで古文が必須となります。滋賀医科大学や北海道大学のように国語の傾斜配点が高い大学になると、理系でも古文が重要なウエイトを占めます。理系志望であっても古文を軽視することがないようにしっかり準備しましょう。

古文を学習するためのポイント

古文単語

古文単語は現代と全く違った意味を持つことが多いだけではなく、複数の意味を持ち合わせる単語もあります。

例)「あはれなり」

烏の寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり

→烏が寝床へ帰ろうとして、三羽四羽、二羽三羽と飛び急いでいる様子さえしみじみと心打たれる

あはれなる人を見つるかな

→素敵な(美しい)人を見かけたものだなぁ

寺のさまもいとあはれなり

→寺のありさまも大変尊く、ありがたい

このように「あはれなり」は「emotional(エモーショナル)」を語源とする若者言葉「エモい」と同じような意味を持ち、心が激しく揺さぶられ、言葉でうまく表現できないほど胸にグッとくる状態を表します。

英語の基本が英単語であることと同様に、古文単語をたくさん暗記することで、古文の理解がしやすくなります。

古文文法

古文単語と並行して、古文文法もしっかり習得していく必要があります。古文文法も古文単語同様に現代とは大きく異なる部分もあり、特に「用言」「助動詞」が大きなポイントとなります。古文文法の「用言」は動詞・形容詞・形容動詞を指しますが、正しい活用形を抑えておく必要があります。また、助動詞は「意味」「活用」だけではなく、「接続」を抑えておく必要があります。

例)秋来と目にはさやかに見えねども~

現代語の感覚で『秋は来ない』と訳してしまうかもしれませんが、「カ行変格活用」の動詞「来」の連用形+完了の助動詞「ぬ」の終止形となり、「秋が来た」という意味になります。完了の助動詞「ぬ」が連用形接続であることを抑えておけば引っかからないでしょう。

古文常識

たとえば結婚形態は現代とは大きく異なります。当時は「一夫多妻制」で、別居している男性が女性の家を訪れる「通い婚」という形式でした。その時代の社会制度や習俗を知らないと、文章を読んでも全く違った解釈をしてしまいます。古文を読み解く上で重要となる古文常識も身に着けておく必要があります。

個別指導塾で古文を受講するメリット

インプットのフォロー

何から勉強していいかわからない、という相談をよく受けますが、古文は「用言」と「助動詞」の知識がインプットできているかで決まります。どれだけ難しい文法を学習しても、「用言」の基本が習得できていないと活用形で間違えてしまいます。同様に「助動詞」の接続が習得できていないと正答にたどりつきません。個別指導塾では、まず何と何をインプットすべきか理解していただいた上で指導を行いますので、安心して学習できます。

アウトプットのフォロー

インプットした知識がしっかり実戦で使えているかを確認していくことが大事です。古文の場合、品詞分解や現代語訳が適切にできているかを確認していきます。間違えた部分は、何と何と混同したのか確認することで、さらに知識が深まっていきます。なんとなく訳すのではなく、根拠を持って訳し、その訳を検証していきます。個別指導塾では、インプットした知識を正しくアウトプットして使えているか確認しながら指導します。

記述対策、添削

国公立の二次試験や最難関私立大学には記述問題もあります。特に京都大学はすべての問題が記述式で、現代語訳や内容説明が中心です。本文の前後の文脈を確実に把握し、そこに含まれる古典常識や背景を理解した上で回答する必要があり、他大学にはあまり見られない傾向です。また、解答を制限文字数内に収める、伝わりやすい文章にする必要があり、慣れるまで繰り返し練習する必要があります。そのため、記述を重視する大学への対策、添削は個別指導塾が最適です。

関塾の古文指導の特長

古文を得点源にできるか否かで入試の戦い方が変わってきます。受験当日に現代文・古文・漢文をどのような順番で解くのか、問題を処理する時間を短縮するためにはどんな勉強が必要かなどを考え、個々に工夫していく必要があります。

古文は古文単語や古文文法だけではなく、古文常識の知識も必要です。また、和歌や文学史が出題されることも多く、似たような傾向の問題に多く触れる必要があります。関塾では、どんな学習をし、どんな問題に取り組むべきか、お子様の学力や理解度に合わせて提案、受講していただけます。この機会に古文指導は関塾にお任せください!

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